家庭用サウナをベランダに設置することは可能？注意点について解説！

「家庭用サウナを設置したいけれども自宅にそのようなスペースは…」と諦めていませんか？確かに自宅の中にサウナを設置するとなると、スペースも限られるかもしれません。しかし、ベランダに設置する方法であれば、問題をクリアできる家庭も多いのではありませんか？ ここではベランダで家庭用サウナを楽しむ方法について、詳しく見ていきます。

家庭用サウナの選び方

家庭用サウナの中にはベランダや屋上など、屋外に設置できるタイプのものも少なくありません。もしベランダに設置しようと思っているのであれば、何に注意して候補を絞り込めばよいかについて見ていきます。

サイズ

まずはサイズです。ベランダに設置できるような大きさのものを探しましょう。また利用人数との兼ね合いについても検討する必要があります。家庭用サウナは商品によって、利用可能な人数が決められています。制限を超えて使用すると事故に至りかねません。

もしベランダが広めであれば、大きめで複数人数が同時に入れるような家庭用サウナを選びましょう。家族や友人同士で話しながら、よりリラックスした状態でサウナを楽しめます。

ストーブ

熱源となるストーブの種類で選ぶのも一つの方法です。ストーブは大きく分けて、薪ストーブと電気ストーブの2種類に分類できます。薪ストーブは炎の揺らぎを見られるため、リラックス効果が期待できると言われています。ただし薪を燃やすため煙が出ますから、周辺住民の迷惑にならないか注意してください。

電気ストーブの場合、電源確保できるか確認しましょう。家庭用サウナの場合、200Vの電圧が必要です。お住まいによってはコンセントの電源工事が必要になるかもしれません。

さらに最近ではバイオストーブと呼ばれる種類も出始めています。バイオエタノールを燃料にしたもので、電源工事が不要です。しかも着火してから5～10分後には利用できるスピーディさも注目されています。完全燃焼できるのも特徴で、一酸化炭素の発生する心配もありません。安全に、手軽にサウナを楽しめます。

利用しやすさ

ベランダに設置する家庭用サウナの中の一つに、テントタイプがあります。テントを張って、その中にストーブを設置することでサウナを楽しむタイプです。テントは必要な時に設置して、使わない際には折りたたんで収納できるのが魅力です。テントサウナの場合、扱いやすさで比較すると良いでしょう。

初心者におすすめなのは、ポップアップタイプのテントサウナです。コードを引っ張ればテントの形になるお手軽さが魅力です。1分もあれば設置できるので、手軽に家庭用サウナを楽しめます。

ベランダでサウナを楽しむ際の注意点

ベランダに家庭用サウナを設置することで、施設に行くことなく、自宅でサウナを手軽に楽しめるようになります。しかし、利用するにあたって注意すべきポイントがいくつかあるので、ここでピックアップしてみました。ぜひ参考にしてください。

プライバシーの問題

ベランダ、すなわち屋外でサウナを楽しむ場合、周囲から覗かれてしまう危険性がある点に留意してください。サウナには全裸もしくは水着などで入るでしょうが、特に女性は周囲の目が気になるでしょう。相手も覗くつもりがなかったとしても、近所なら嫌でも目に入ってしまう恐れがあります。その結果、相手に不快感を与えかねません。

そこで、周りから覗かれないような対策を講じましょう。覗き見できないような目隠しシートは市販されていますし、屋根を取り付けて対処する方法もあります。

ご近所トラブルのリスク

複数人でサウナを利用する場合、ついリラックスしすぎて話し声が大きくなって周囲に迷惑をかける可能性があります。近隣からクレームが入るかもしれないので、注意してください。

また薪ストーブの場合、煙やにおいが隣人の部屋に入り込んできてトラブルにつながる恐れもあります。マンションによっては、火気厳禁と規約で定められている場合もあるので、薪ストーブが利用できるかは前もって確認しておきましょう。

集合住宅の場合、火災など災害発生時の避難経路としてベランダが使用されます。いざという時にサウナのせいで通行できなければ、元も子もありません。使用しない際にはサウナを撤収して、避難できるだけのスペースを確保しておきましょう。

まとめ