サウナ好きの憧れ！家庭用サウナを設置した時の電気代と節約方法を解説

サウナ好きにとって、自宅で自由に楽しめる家庭用サウナは憧れの的ではないでしょうか。しかし、いざ家庭用サウナを導入しようと考えた時に気になるのはランニングコストです。とくに近年は燃料費も高騰しているため月々どのくらい電気代がかかるのか、少しでも安く済ませる方法はあるのか気になることでしょう。この記事では、家庭用サウナを設置した時にかかる電気代と節約方法について解説いたします。

家庭用サウナの何に電気代がかかるのか

家庭用サウナで電気を主に使用しているのはストーブです。他にも照明や吸排気用のファンにも電気を使用しています。しかし電気代のほとんどは電気ストーブを稼働するためにかかっていると考えて問題ありません。サウナの大きさによって使用するストーブの消費電力も変わります。電気代を気にする場合は、ストーブの種類を意識してみてください。

ストーブの種類と電気代

家庭用サウナは1～3人程度で使用するサイズが主流です。そのため使用されるストーブは、1.5Kw～5Kwほどの出力が一般的です。サウナを利用するにはあらかじめ室内を温めておく必要があるため、1回の使用時間をおよそ1.5時間と仮定します。電気の使用料金は契約している電力会社やプランによっても異なりますが、およそ30円/kWhとして考えると、1回の電気代は130円ほどであることがわかります。

1か月毎日サウナを使用したとしても、月々の電気代は3,900円ほどです。サウナ施設を利用すると1回1,000円前後かかりますから、毎週1回サウナ施設に通う程度の金額で毎日サウナを楽しめる計算です。

サウナのサイズと電気代

1人用サウナであっても複数人用のサウナであっても、1回使用する時にかかる電気代は数十円ほどしか差がありません。つまりサウナのサイズによる電気代の差は、あまりないのです。ですので、1人用のサウナにするか複数人用のサウナにするか迷っている場合には、思い切って大きなサイズにしてみても良いでしょう。広々と使用できるため、より満足度の高いサウナ生活が実現できます。

家庭用サウナの電気代を節約するには

家庭用サウナを毎日使用した時の電気代は月数千円程度です。しかし生活必需品の多くが値上がりしている現状もあり、少しでも電気代を安く抑えたいと考えますよね。家庭用サウナの電気代を節約するさまざまなアイデアがありますので見ていきましょう。

電力会社のプランを変更する

今まで電気の見直しをしていなかった方は、電気プランを見直してみると良いでしょう。たとえば主に夜間にサウナを利用するとわかっている場合には、夜間電力プランに変更するのもおすすめです。夜間帯の電気料金が通常よりも安く設定されているため、通常のプランよりも電気代が安くなる可能性もあります。

また、電力会社自体を切り替えるという方法もあります。現在使用している電力会社では魅力的なプランがなかったとしても、他の電力会社には最適なプランがあるかもしれません。切り替えることで一時的な割引がつくことや、他のサービスとのセット割を用意していることもあるので検討してみてください。

家庭用サウナの断熱性を良くする

せっかく温めたサウナの室温が簡単に下がってしまうと、ストーブを余計に使用することになり電気代がかさみます。それを防ぐためには、サウナ本体の断熱性を高めると良いでしょう。ドアや窓の隙間を密閉することで、サウナ室内の熱い空気を逃がしにくくなります。

家庭用サウナ本体に断熱材を使用するのも効果的です。自分ではどのような断熱材を使用したら良いかわからない場合には、家庭用サウナの専門業者に相談すると安心です。専門業者では、オーダーメイドや既存サウナの改修を引き受けているところがあるので、最適な対策を相談できます。

サウナの使用時間の無駄を減らす

家庭用サウナは、使用している時間が長ければ長いほど電気代が高くなります。サウナの余熱をしたままうっかり放置していると、入る頃には冷めていることもあるでしょう。それでは一度温めた電気も、温めなおすために使った電気も無駄になってしまいます。余熱管理を徹底し、無駄な電気代がかからないように気を付けてください。

また同居家族がいる場合には、一人ずつ使用するよりも複数人同時に使用した方が全体での使用時間を短くできます。家族と共にサウナ浴をすることで、家族団らんにもなるためおすすめです。

まとめ