家庭用サウナの値段はどのくらい？ランニングコストもあわせて解説！

家庭用サウナを自宅に導入する人も、サウナ好きを中心に増えてきているようです。24時間好きな時にサウナに入れますし、周囲の目を気にすることなく楽しめるのが人気の理由です。ただし家庭用サウナを導入するにあたって、値段がどのくらいかはやはり気になるでしょう。ここでは家庭用サウナの値段相場について見ていきます。また、購入費用だけではなく、ランニングコストについても解説していきます。

種類別・家庭用サウナの値段について解説

家庭用サウナと言っても、その種類は多種多様です。どの種類のものを設置するかによって価格の相場も違ってくるものです。それぞれの種類について解説していきますので、参考にしてください。

テントサウナ

気軽に自宅でサウナを楽しみたいという人におすすめなのが、テントサウナです。耐熱性テントの中にストーブを入れることで、サウナを楽しむスタイルです。使用しない時にはテントを片付ければ、コンパクトに収納できます。テントサウナは価格もリーズナブルです。10万円弱から30万円程度が相場です。高いものでも50万円程度が上限と思ってください。

屋内サウナ

家庭用サウナの中でも一般的なタイプです。自宅内に設置する形になります。屋内サウナは乾式サウナとフィンランド式サウナの2種類に分類できます。乾式サウナとはヒーターで室内を温めるスタイルです。いわゆるドライサウナと呼ばれる形式で、日本ではポピュラーです。

一方フィンランド式とは、ロウリュによって蒸気を発生させることで室内温度を高くしていきます。その名の通り、サウナの本場フィンランドではポピュラーです。

1人用であれば乾式サウナは40～60万円が相場です。フィンランド式で100～120万円が相場になります。もし家族で一緒に入って楽しみたければ、2～3人用のものもあります。2～3人用だと、もう少し高額となるでしょう。乾式サウナが100～120万円程度、フィンランド式で150～180万円程度が相場です。

オーダーメイドサウナ

オーダーメイドサウナは文字通り、自宅やベランダなど設置するスペースに合わせて設計するスタイルです。家庭用サウナに徹底してこだわりたいと思っている人におすすめです。ただしオーダーメイドの場合、値段は高くなる点に留意した方が良いでしょう。どの程度のものを作るかによって変わってきますが、1人用で100万円程度が相場です。2～3人用になると300万円前後はかかると思ってください。

オーダーメイドサウナを導入する際には、業者と入念に打ち合わせてください。工事費込みなのか、別途で発生するのか、前もって見積りを取っておきましょう。

ランニングコストも考えておこう

家庭用サウナは導入すればそれでおしまい、というわけにはいきません。ランニングコストを捻出していかなければなりません。具体的にどのような費用がかかるか、相場はいくらかについて詳しく解説していきますので、参考にしてください。

維持費

家庭用サウナの維持費は、どのタイプのものを設置しているかによって変わってきます。電気式のストーブを使っている場合、経年劣化で不具合の発生するリスクが出てくるので注意してください。もし故障した場合、数万円から数十万円の修理・交換費用がかかると考えておきましょう。ほかの家電製品同様、10年も経過すれば寿命が近づいていると思ってください。

また、リーズナブルな室内サウナを購入した場合、木材の劣化ペースが速いかもしれません。しばらくして反りや割れが発生する可能性もあります。このような不具合が発生した場合、業者で修理してもらえるのか、前もって確認してください。

燃料代

燃料にかかわる費用も検討しなければなりません。電気式ストーブの場合、電気料金が発生します。出力などスペックや地域によっても異なりますが、おおよそ1時間で120円前後かかると想定しておきましょう。もし1日1時間・毎日利用した場合、月額料金は3,600円程度です。入浴料1,000円の施設を月4回以上利用するなら、家庭用サウナを設置したほうがお得になります。

薪ストーブの場合、1時間で1～2kg程度の薪が必要と言われています。1kg当たり300円程度かかると考えておきましょう。薪はそう簡単には調達できないので、手軽に自宅でサウナを楽しみたければ、電気ストーブ方式のものを選択しましょう。

まとめ