風呂場を利用する家庭用サウナで健康効果を体感!概要やメリットを解説
最近はサウナブームといわれ、サウナ好きを公言する有名人が増えています。さらに、プライベートサウナとして、家庭用サウナを設置する方も増えているのです。多忙な現代人にとって、家庭用サウナのメリットは多数あります。また、サウナに正しく入れば、身体によい効果を及ぼすことが認められているのです。今回は家庭にある風呂場を利用する、家庭内サウナについて解説します。
第3次サウナブームで家庭用サウナが人気
現在のサウナブームは第3次といわれています。では、1次や2次のブームはいつ頃だったのか気になるところです。また、日本にはいつ頃からサウナが広まったのかも知りたいものです。まず、日本のサウナの歴史について紹介します。
日本最初のサウナは1957年
日本で本格的なサウナが導入されたのは、1957年(昭和32年)です。当時銀座にあった「東京温泉」という温浴施設内に作られたサウナ風呂が第一号といわれています。現代のサウナとは少し異なり、壁と床に配管がめぐらされ、サウナの温度は80度前後だったそうです。
その後、サウナが日本各地で広く知られるようになったきっかけは、1964年(昭和39年)の第1回東京オリンピックです。フィンランド選手団が選手村や競技場に本場のサウナを持ち込み、注目されました。その影響でオリンピック後に、各地のスポーツ施設や銭湯などに、サウナが急速に併設され、日本各地に広まったのです。この時期が第1次サウナブームです。
さらに、1990年代に入ってから温浴業界は、健康センターやスーパー銭湯ブームで、ファミリーで新しい銭湯を楽しむようになりました。そこには、ほぼ全施設にサウナが併設され、サウナの魅力が女性にも広まり、第2次サウナブームが起こったのです。そして、現在の第3次サウナブームにつながります。
風呂場で家庭用サウナを楽しむ
第3次サウナブームはコロナ騒動も影響しています。サウナはどうしても「三密」になりがちで、コロナによるサウナ自粛期間に、家庭用サウナが見直されました。同時に、家庭用サウナもさまざまな種類が誕生し、さまざまな使い方が広まりました。なかでも、風呂場で楽しめる家庭用サウナが人気になっています。人気になっている、風呂場で楽しむ家庭用サウナの種類を紹介します。
サウナ用傘
浴室で使用する「サウナ用の傘」は、ビニール傘をひっくり返したような形です。バスタブにサウナ用の傘をセットし、湯船に浸かったときに浴槽のお湯から出ている上半身を傘のなかに入れ、ビニール内をサウナのような状態にするアイテムです。浴槽の蒸気で体が温まって、発汗を促します。
サウナポンチョ
サウナポンチョは、ポンチョ型のレインコートのような形で、ポリエステルやアルミニウムでできています。入浴時にサウナポンチョを着用すれば、体を効率的に温めることが可能になり、発汗作用がアップするのです。使用後はシャワーで流して、干しておくだけでスペースも取りません。
サウナドーム
浴槽にセットし、上半身を覆ってサウナ効果を高めるサウナドームも人気です。ビニール製のサウナドームは折りたたみ式の蛇腹タイプが多く、使わないときは壁に沿って収納できます。四面と上部が囲われ、ドームのなかでゆったりできるスペースが確保できます。
お湯と冷水シャワーによる温冷交代浴
最も手軽にサウナと同じような効果を得るには、浴槽のお湯と冷水シャワーによる温冷交代浴がおすすめです。温度差があるお湯と水で交感神経を刺激し、サウナと同じように疲労回復やリラックス効果を得る方法です。
浴槽のお湯の温度を40度~42度と少し高めに設定し、3分~5分ほど浸かった後に、浴槽から出て冷たいシャワーを30秒~1分ほど浴びます。できればこれを3セットほど繰り返し、その後にじっくりと休憩を取りましょう。
風呂場の家庭用サウナのメリット
自宅の風呂場を効率的に利用して、簡易式とはいえ、家庭用サウナを楽しむメリットは多数あります。そのなかから、とくにおすすめのメリットについて、ここで取り上げて紹介します。
費用を抑えられる
自宅の風呂場のユニットバスをうまく使って、サウナ化することで、費用を抑えてサウナが楽しめるのです。用意するビニール傘タイプのサウナ傘やポンチョは数千円からあります。外部のサウナの利用料に比べてもそれほど変わらない金額です。
設置スペースを取らない
風呂場でサウナを楽しむ場合は、自宅にあるユニットバスを利用してサウナ化するため、室内の一部やベランダなどに、サウナを設置することはありません。また、浴室用の家庭用サウナはコンパクトタイプがほとんどで、広い収納スペースも不要なのです。
自分の好むタイミングで入れる
自宅のお風呂をサウナ化すると、自分の好きなタイミングでサウナを利用できます。仕事や家庭の都合などで、外部のサウナに行くタイミングが取りにくい方に大きなメリットといえます。また、マイサウナだけに、他人を気にすることなく好きな利用方法も許されるのです。
まとめ
以上、風呂場で楽しめる家庭用サウナについて紹介しました。実際には、風呂のお湯を利用するので、温度は限界があります。それでも、極めて手軽にサウナ気分を満喫できるのです。なにより、風呂場で家庭用サウナを利用すれば、可能な限り心身ともにリラックスできます。思う存分、家庭用サウナを楽しみましょう。
「有限会社光陽産業」は、愛知県春日井市にあるサウナ設置の専門会社です。弊社は半世紀以上、多くのお客様のご愛顧で営業してまいりました。家庭用サウナ・業務用サウナ・オーダーメイドサウナのご要望があれば、ぜひ当社へご相談ください。最新の技術で最高のサウナを、日本各地どこへでもスピーディーにお届けいたします。